
用途に応じた3Dスキャンで、「測る」だけでなく「使う」データへ
工業製品や、木型・金型のデータ化、
重要文化財や美術品・芸術品をスキャンしてデジタルアーカイブに使用。
高度な職人技術をデジタル化して次世代に残すことも、
この世にたった1つの大切な作品をデータ化して保存することも、
破損した古い製品をスキャンデータを用いて復元することも、
3Dスキャンの技術が可能にします。
目的に合わせたスキャンで、保存・管理・教育・設計・検査・製作に「使える」データを提供します。
サービス
3Dスキャン・3Dデータ化

現物を高精度に3Dスキャンし、形状を忠実にデータ化
手計測では再現が難しい複雑な曲面や微細な形状も、非接触で正確に取得可能です。
取得した3Dデータは、保存・再製作・設計・教育など、幅広い用途に活用できます。
【利用用途】
・美術品・文化財の3Dスキャン/デジタルアーカイブ化
貴重な文化資産を高精度に3Dデータ化し、保存・研究・展示・活用を可能にします。
・試作・造形物の3Dデータ化と再製作対応
現物から正確に3Dデータを生成し、再製作・サイズ変更・改良設計に柔軟に対応します。
・木型・金型の3Dデータ化による形状・履歴管理
属人的になりがちな型管理をデジタル化し、品質の安定化と長期的な資産管理を実現します。
・高度な職人技術のデジタル継承
熟練職人の「感覚」や「経験」を、3Dスキャンと金型設計技術により数値化・可視化。
教育効率を高め、貴重な技術を次世代へ確実に引き継ぐお手伝いをします。
測定・比較検査

3Dスキャンデータを活用して、比較・検証
形状差異をカラーマップや数値で可視化することで、寸法誤差や加工精度を
視覚的かつ定量的に確認でき、確実な検査・評価を行うことが可能です。
【利用用途】
・3DCADデータと製品形状の比較による精度検証
設計データと実製品を比較し、寸法精度や形状誤差を確認。
品質管理・検査工程の高度化に貢献します。
・クレイモデルと3Dデータの比較による設計検証
意匠モデルや試作品と3Dデータを比較し、設計変更の検討や製品化に向けたフィードバックに活用します。
・使用前・使用後比較による品質変化の確認
製品の使用前後の形状を比較することで、摩耗・変形などの品質変化や耐久性を定量的に評価します。
リバースエンジニアリング

スキャンデータをもとに、3DCADデータや2D図面を作成
現物の寸法・形状情報を正確にデジタル化し、設計や製造で直接利用できるデータに変換します。
図面が存在しない製品や一点物でも、精密な再製作や設計改良、新製品開発に対応可能です。
取得したデータはCAD形式や解析用途に合わせて柔軟に出力できます。
【利用用途】
・図面・CADデータのない製品の複製
既存製品をスキャンし、正確なCADデータ・図面を作成。
補修部品の製作や再生産に対応します。
・既存製品を基にした改良・仕様変更・再設計
現行製品の形状を活かしつつ、新たな改良を加え、次世代製品の設計・開発に活用できます。
・試作品・モックアップからの製品設計
意匠モデルや手作りモデルをデータ化し、量産設計や詳細設計へスムーズに移行します。
・人体形状に合わせたカスタマイズ設計
人体を3Dスキャンし、医療分野やアパレル製品など、個人に最適化した製品設計に活用します。
・破損した文化財の形状復元・再構築
現存部分をもとに形状を再現し、修復・保存・展示用データとして活用可能です。
活用事例
文化財のスキャン例



栃木県指定文化財である毘沙門天像を3Dスキャン,データ化し、3Dプリントしました。
細部まで精密にスキャンすることが可能です。
スキャンで得られたデータをもとに、3Dプリント、切削加工や鋳造に使えるデータを作成できることが当社の強みです。
出張スキャンから、各種データ作成、加工,3Dプリント,金型による量産までワンストップで対応いたします。
木型のスキャン例


職人さんの手作りの和菓子用木型をスキャンし、CADデータ化しました。
この木型は横幅30㎝ほどの小さなものですが、鋳物用の大きな木型も高精度にスキャン可能です。
破損した部品のスキャン例


図面のない破損部品をスキャンし、データ上で位置合わせ後一体化、3DCADデータ化した例です。
作成した3Dデータを使用することによって、相手物との干渉や、規格の織り込み、単品加工や金型製作用のデータ、図面を作成することが可能です。
破損や老朽化した製品・部品・型の修復や、埋蔵文化材の修復などに活用できる技術です。
スキャンデータとCADデータの偏差測定の例


品質管理として、現物をスキャンしたデータとCADデータを重ね合わせ、カラーマップや数値で比較表示し、検査・確認することができます。
精度確認や設計変更等に活用できます。
スキャンからのデータの流れ
Step1:3Dスキャン(点群データ)

現物を3Dスキャンし、不要部分の削除、合成や間引き等の処理をします。
スキャンして得た「スキャン生データ」は、点の集まりである点群データです。
※スキャンの性能が良くなってきているため、現物の歪を忠実に再現されます。
※目視では分かり難いですが、実際の製品は微妙に対称でなかったり、歪んだりしていることもあります。
【この時点でのデータ用途例】
大まかな形状確認や検討用として
Step2:スキャンデータのメッシュ化(ポリゴンデータ化)


スキャン生データの点と点を三角形で繋いで「ポリゴンデータ(STLデータ)」に変換し、メッシュ化します。
その際に、スキャンできなかった箇所(飛び地、穴、隙間)の穴埋め作業を手作業で行います。
また、ポリゴンデータ変換時に発生した不要部分の削除を行います。
ポリゴンデータからサーフェスモデルを作成するには、メッシュ化での適切な修正作業が必要です。
【この時点でのデータ用途例】
3Dプリント造形、解析、検査 など
Step3:CADデータ化(サーフェスモデル)
type①「オートサーフェス」

STLデータを基に、CADデータ化(IGESデータ)していきます。オートサーフェスとは自動的に面を貼った状態を言います。
STLデータに比較的忠実に沿った自由面となる反面、STLデータに左右されるため、形状によってはうねりのある面になります。
【この時点でのデータ用途例】
モックアップの作製、デジタルアーカイブ、簡易的な3DCADデータ など
type②「3DCADモデリング」

STLデータを基に、コンピューターグラフィックスの三次元画像上で、物体の形状の面データを手作業で作成します。この作業を「3DCADモデリング(IGESデータ)」と言います。
面データ作成には、製品の用途を考慮して、加工基準や型製作に必要な抜き勾配など、モノづくりに必要な専門的設計技術、また、複雑な曲面形状などを有する製品形状には、自動車部品に多く見られる面貼り設計技術を必要とします。
【この時点でのデータ用途例】
再設計、既存製品や金型の再生、2D図面化 など
Step4:比較検査

◆ 品質管理…設計図を基にして
3DCADモデリングデータと、それを基に作製した製品のスキャン生データをカラーマップや数値で比較表示し、検査・確認することができます。
◆ リバースエンジニアリング…現物を基にして
現物のスキャン生データと、それを基に作成した3DCADモデリングデータをカラーマップや数値で比較表示し、検査・確認することができます。
【この時点でのデータ用途例】
設計変更や精度確認 など
3Dスキャンデータを用いて、2D図面化・NC加工・3Dプリントも可能です。
お気軽にお問合せください。
スキャナー
FARO Focus Core Japan


距離約140m、高さ70mのスキャンが可能。大型造形物や建築物をスキャンできます。
KEYENCE VL-700

比較的小型の、高精度スキャン向き。不具合や製品形状の解析が可能。
カラー出力ができ、メタバース空間のバーチャルデータにも
活用できます。
HEXAGON Absolute ARM V2P8530


高精度のスキャンが可能。アーム式で、大型製品のスキャンにも向いています。
Artec 3D EVA


持ち運びがしやすく、人体マネキン等のスキャンに向いています。
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【担当:坂本(サカモト)、村岡(ムラオカ)】
