
Modering&NC設計部門での、データやモデル製作について頂くご質問についてまとめました。
お問い合わせ時やご依頼時の参考にしていただければと思います。
よくあるご質問
データ取り扱いについて
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作りたいものがあるのですが、大雑把でも相談に乗ってくれますか? 
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イメージやアイデアだけの段階からでも、どうやって形にしていくかご相談をお受けいたします。 
 またスケッチやイラストから3Dデータを作成するお手伝いもさせていただいております。
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作りたいモノは決まっていますが、どの様な資料を用意すれば良いですか? 
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お見積もりだけでしたら、サイズ感がわかる写真等の資料だけでも概算をお出しいたします。 
 データ作成のご依頼でしたら、モデリングする物の難易度が判る様な資料をご用意ください。
 「見積もり時には用意できないが、作業開始時には用意できる資料」がありましたら内容をお知らせください。
 (図面、寸法指示書などの詳細資料があれば納期削減等につながります)
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作ってもらった3Dデータが弊社のCADに取り込めますか? データ化けは起こりますか? 
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現状、お客様のシステムと違う環境で作成したデータが、「100%データが化けない」と言うのは難しいです。 
 そこで初めてのお取引の場合は、担当者よりデータのやり取りについて説明させていただきます。
 何回か仮データのやり取りをさせていただいた後、双方が使えるデータ形式を使い対応させていただくようになります。
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CADが触れないので3Dが良くわからないのですが。 
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形状確認していただく為に「3DのPDF」にて出力することも可能です。 
 アクロバットリーダーをインストールいただいていれば通常のPDFの様に開くことが出来ます。
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データを公に出せないのですが、対応できますか? 
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版権の問題などで表に出せない様なものでしたら、 
 秘密保持契約を交わさせていただいてからの作業となりますので、一度ご相談ください。
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他社でスキャンしたデータを3DCAD用のデータに出来ますか? 
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スキャンデータでしたら「STL」もしくは「OBJ」にて提出いただけましたら対応可能です。 
 一部点群データも扱っておりますので、ご不明な点がございましたらご連絡ください。
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対応するデータ形式はどんなものがありますか? 
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OBJ・STLなどのポリゴンデータから、一般的な中間ファイルのIges・STEP・X_T をメインに扱っておりますが、 
 ご不明な点はお問い合せください。
材料について
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使用できる発泡スチロールにも種類があるのですか? 
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原料の膨らみ具合の違いで、「硬さ」が違う発泡スチロールを6種類使用しております。 
 弊社では発泡倍率で区別しており、倍率の数字が大きいほどやわらかい発泡となります。
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発泡スチロールの「規格サイズ」と「分割」とはどういうことですか? 
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発泡スチロールのサイズには規格があり、弊社では1820×910×410のサイズを 
 購入し、必要な分を切り出して使用しております。(一部例外あり)
 そのため、規格サイズ以上の物が必要な場合は、一体化せず分割して製作することがあります。
加工について
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接着は可能ですか? 
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はい、接着可能です。弊社では規格サイズ1つで足りない場合、接着して加工しております。 
 ただ、搬入搬出・発送・納品などのお客様の条件により、分割したままでの加工をお勧めする場合もあります。
 また、分割納品後、組み立て時に位置決めができるように「切リ欠き」などの目印を加工しておくことも出来ます。
 接着に関しては、発泡スチロールの硬さが違う物どうしで接着することもできます。
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加工できない形状は何ですか?形状で注意することはありますか? 
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基本的に上から見て俯角(影)に入った形状のものは一体加工できません。(分割加工が必要) 
 また、丸い刃物で加工しているので入り隅(掘り込み)部に刃物径のRが付きます。
 自立しない形状のものは、支えになる部材が余分に必要です。
 薄くとがった形状では、先端が欠けて飛んだりする事があります。
 スリット形状などの細溝加工では、形状のご相談をください。刃物長さに限界があります。
 浅い凹凸は発泡の特性上、ほとんどわからなくなってしまいます。(切削後の毛羽立ちで見えなくなってしまいます。)
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何個から製作できますか? 
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1個~製作可能です。弊社では機械加工にてモデル製作をしておりますが、同じ品物が大量に必要となる場合では 
 「金型」製作による大量生産のご提案をさせていただきます。
 「金型」製作に関しましては別途ご相談ください。
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電熱線でカットする場合と切削で作る場合で、一番違うところはなんですか? 
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出来上がりの精度が違います。電熱の場合は、溶け代分素材が小さくなるのを見越して切る位置を調整しますが、 
 気温、カットする素材、電熱線のたわみにより誤差が出てしまうため「ミリ」単位でズレる事があります。
 また加工できる形状が二次元的な形状に限られるのでご注意ください。
 三次元的な造形の場合は切削加工で対応させていただいております。
 切削の場合は鋭い刃物で削り取る様な加工で、動作も数値制御されているため、ほぼデータ通りに形状が出来上がります。
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電熱線でカットをお願いする場合はなにが必要ですか? 
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2次元加工なので、基本的には「カットしたい輪郭」がわかる資料があればOKです。 
 ただし手書きスケッチなどでは「出来上がりとお客様の思っていたイメージ」が違う事もありますので、
 文字のフォントや出来上がり寸法のわかる資料などをご用意ください。
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塗装も可能ですか? 
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可能です。用途や使用環境によって塗装方法が変わりますのでお問い合せください。 
 また塗装例もご覧いただけばイメージが分かるかと思います。
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一体で製作可能なサイズは? 
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発泡を接着して一体物で加工する場合、加工可能サイズは2000×4000×600mmが最大となります。 
 形状により一体で加工できない場合もありますのでご相談ください。
 加工可能サイズよりも大型の物の場合は、分割し加工しております。
問い合わせ・ご相談・お見積りは専用フォームよりお問い合わせください。
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